もったいないばあさん日記

タケノコの皮/140

「タケノコの皮って、どこまでむけばいいんでしょう?むきすぎてもったいないことになっていないか心配で……」という人がいたよ。タケノコ堀りに行って、たくさん採れて、初めて自分で茹でてみたとのこと。

たしかに、外側の皮をむいていくとタケノコがどんどん小さくなって、こんなにむいてもいいものか、不安になるかもしれないね。外側の硬い皮の下には、姫皮という柔らかい皮があって、うまく使えば美味しくいただけて栄養満点だから、むきすぎないように注意しよう。わからなければ、食べられそうかどうか、ちょっとかんでみたらええんじゃよ。

そこでまた、聞かれたよ。「タケノコの外の皮って、こんなにたくさん出ちゃうけど、捨てるしかないのかな。もったいない気がしますよね」そうじゃね。タケノコの皮で、さあて、何ができるかな。

柔らかい皮を選び、産毛をこそげおとして、真ん中に梅干しをのせて、三角にくるくると……はい、出来上がり。三角の上から梅干しを吸い出して食べてごらん。

「へえ、こんな食べ方があるんですね。タケノコの風味と合わさって、なんだか美味しいです」

子どもの頃、うちのばあちゃんがよく作ってくれたんじゃよ。タケノコの皮が梅干しの赤い色に染まってきれいで、友だちと比べっこをしたっけね。ポケットに持ち歩いてちゅうちゅうした、なつかしいおやつじよ。

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