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「もったいないばあさんのてんごくとじごくのはなし」和の話

「もったいないばあさんのてんごくとじごくのはなし」和の話-01

「もったいないばあさんのてんごくとじごくのはなし」
天国と地獄の人たちは、何が違うのでしょう?
天国にも地獄にも、同じ大きなお鍋とスープ、長いスプーンがあります。
違うのは食べ方です。地獄の人たちは、自分さえ良ければと、他の人をおしのけ争って誰も長いスプーンを上手く使うことができません。スープはぼたぼたこぼれるばかりでもったいない。
天国の人たちは、分け合い、助け合って、長いスプーンを上手く使って、みんなが仲良く飲むことができました。自分さえ良ければと思わず分け合う気持ちがあれば、みんな笑顔でもったいないこともありません。良心の基になるお話。
子どもたちには、もったいないばあさんこんなこと言ってたなと、いつか思い出してくれたらいいなと思います。
「自分さえ良ければと思わず分け合う気持ちがあれば、平和な世界ができる」というのは、もったいないばあさんのワールドレポート展でもお伝えしているメッセージ。民族や宗教や言語や国が違っても、それぞれが大事にしているものをリスペクトし、共にいることを楽しめるようになればいいと思います。

以下、もったいないばあさんからつぶやいたメッセ―ジをここにも書かせていただきます。以前にも書いた「和」の話。

日本をあらわす「和」という言葉には、異なるものが出会って、違いがあっても一緒にいることを楽しむという意味がある。和の料理は、食材の一つ一つを大事にして、その良さを引き出しながら、全体を調和させる料理。そのために、昆布やかつおぶしの出汁が使われるんじゃ。和食は、食材の和を作る料理なんじゃよ。

人の和は、季節の行事やお祭りで、皆で集って食べることで作られてきた。食事は、ただお腹を満たすためだけのものではなく、習慣や作法を知ることで、こういうことを大事にしていくと、人と人との和が育まれる、ということを学ぶ場でもある。

世界の和を作るには、民族や宗教や言語や国が違っても、自分たちだけが正しい、自分さえよければと思わず、それぞれが大事にしているものを尊重して分け合い、違いがあっても共にいることを楽しめるようになればいい。

日本では昔から、今日も無事に命が生かされているのは有難いことと考えられてきた。私たちが生きていくためにいただく命、自然の恵みに感謝して、残さないように大事にいただく「もったいない」の心を私たちは持っている。食事の時に手を合わせて言う「いただきます」と「ごちそうさま」。自然を敬い人にやさしく感謝する心もまた、世界に伝え、 そして、日本の中でもなくさないように守っていきたいものじゃ。

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私は、もったいないは、和の心そのものだと思っています。これからももったいないばあさんから、大事なメッセージを伝えていきたいです。(真珠まりこ)

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