「タケノコゆでたことない。なんだかめんどさくそうで」という人がいたので、それはもったいない。一緒にゆでてみようとなった。
ゆでたてのタケノコは、何物にも代えがたいくらいおいしいからね。
1タケノコの先端を斜めに切り落とし、さらに縦に切り目を入れる。
2水に、タケノコとぬかとトウガラシをいっしょに入れて火にかけ、沸騰したら弱火で40分〜1時間くらい茹でる。
3さめるまで放置。
4皮をむく。
ほれ、簡単じゃろ。
竹冠に旬と書くタケノコは、旬を代表する食べものじゃ。他にはない独特の味と香りがあって、〜のようなという表現ができないように思う。この季節にしか味わえない唯一無二の風味だからこそ、ますます魅了されるのかもしれないね。
ところで、春のもの同士は相性がいいという。
ゆでたタケノコとワカメで作る若竹煮は、山の春のタケノコと、海の春のワカメが出会った、出会いもの。
春には初めて出会う人もたくさんいるじゃろうけど、
ワカメとタケノコのように、相性のいい出会いがあるといいね。
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